◆リラ物語1(リラの哀愁1)◆

 

リラは琴座に属した天体でした、でしたというのはこの天体がすでにこの宇宙から消滅してしまってるからです。
地球から2200光年の場所にありました。
その天体の崩壊に伴い故郷を離れ、様々な星に移住したリラの人々がいました。
中には同じ琴座のヴェガに移り住んだが人々も居た様です。

しかし全ての人がチリジリに様々な星に分かれたのではなく、高いテクノロジーを持ち高次元の存在であったリラの人々は人工天体を作りそこを故郷とし、言わば宇宙の放浪の旅に出たのです。

でも、放浪と言うのは正確ではないかもしれません。
常にこの人工惑星に住むリラの人々の想念で、行く先や未来さえも決め、とても高い精神性を持って宇宙を旅しています。

さて、この地球が誕生した時、ここを3次元の体験学習の場として天が認定した時から、ここに生きる生命誕生を迎えることとなりました。
太古の地球に生命が生まれ、やがて高度な細胞を持つ生命が生まれ始めた頃、主にシリウス、プレアデスの人々の干渉により人類が誕生しこの地球の歴史が始まりました。

しかしこの地球という惑星の誕生に大きく関与したのが実はリラの人々でした。


彼らは、人類そのものを誕生させる役割ではなく、地球という惑星そのものを作る地質学的な影響力を持ったのです。
具体的に言えばマントルを管理しているのがリラ(のエネルギー)ということになります。
彼らは地球誕生から現在に至るまで、この地球そのものの健全化を願って見守ってきました。

今回地球の次元移行に当たり、人工惑星リラに住む人々は自らの意思でこの地球のアセンションを手助けする事を希望し、今地球に多大な影響と干渉を与えてくれています。

 

この地球にも、リラを故郷とした人類も地球に転生をして来ている人々がいます。

私自身、今はシリウスの影響下にありますがリラ星が崩壊する前の遥か遥か古代に、リラに転生していた記憶も少しですが有ります。

期間的には短い時間だったと思うのですが、その頃のリラは、まだ次元自体がそう高くは無く(リラも何度となく次元上昇を繰り返して来ました)争いや人々の心の荒廃も存在する低い周波数の場所でした。


私は今の3次元である地球での体験学習の前は、どうもこのリラで多くの3次元的な体験をして来た様です。

この地球に来る人々の多く(80%ほど)は体験学習組ですが、それ以外の20%程は既に他の天体で3次元を体験をしっかりして来ています。
その人々は、この地球を体験学習の場として利用するのではなく、今私達がリアルに体験し始めた次元上昇を目撃、バックアップするために来ています。

その人達は既にどこかの天体で、かなりの3次元学習を終えて来ている筈です。
私の3次元学習の地球以外の場所が、このリラだった様です。

次元上昇を繰り返しながらリラは女性性の持つ柔らかで緩やかなエネルギーに変化した星となりました。


ですからリラを故郷とする方の特徴もやはり「女性性」なのです。
また私達が女神と言って崇め祀る女神達の多くが、このリラの人の呼称となっています。

木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)、ハワイのペレ、イシス、ハトホル、アテナ、アフロディーテ、ヤクシャ(夜叉)、ヨーギーニなどなど・・

 

※古代エジプトでシリウス人の総称を「オシリス」とし、彼らを神と扱っていたのと同じです。


特に例を挙げた最初の二人(木花咲耶姫とハワイのペレ)に共通するキーワードが有りますが、それが「火山です」
ご存知の事と思いますが木花咲耶姫を祀る神社は浅間神社です(ここには2つの火山が関係しています)一つが浅間神社のある富士山、そして名の通り浅間山です。
そしてペレはハワイのキラウエアに住む女神です。

火山は静かな時には、人々に多くの安らぎと恩恵を与えてくれます。


温泉も、火山灰に含まれるミネラルも、母なる地球を常に息づかせる造山活動も、マグマの移動、大陸の移動も火山と深い関係にあります。
しかし一旦噴火すると、手がつけられない程の破壊的エネルギーで、今度は人の生活を翻弄してしまいます。

リラの持つ特徴こそ、穏やかな時には慈悲を見せ、感情が高ぶった時には誰にも止められない程の激しさを見せます。
リラ星人の特徴がこの「火山」なのです。

さてこのマントルを司る女神として伝えられてきたリラを故郷にする人々もシリウス、プレアデスに比べれば少数ながら、この地球に人類として転生してきています。


今地球は悲願だった次元移行という宇宙的イベントに入り始めています。
しかしこの大イベントをなんとかして阻止したい勢力が存在し、太古の昔からこの次元移行が始まることを阻止し続けていました。


天の摂理において地球次元の上昇は、必ず起こるというスケジュールになっていましたが、そのタイミングは今回が初めてではありませんでした。
地球の歴史において何度かのチャンスがありましたがその都度、それを阻止され潰されてきました。

このイベントにはガイアである地球だけの力ではなく、それをバックアップする人類の力もとても重要です。

その人たちがよく耳にするライトワーカーたちです。


しかし過去のタイミングにおいて、まだ強大な力を持っていた抵抗勢力はそのライトワーカー自体を殲滅することにより、阻止することに成功してきました。

例えば近い歴史の中では魔女関わるリラのエネルギーを持つもの(ここでは女性を指します)を戒め、低いものとして押さえつけてきました。

リラの人々には争いや攻撃、自己防御という破壊的な意識がなく、また実際身を守る術さえ持たないのです(女性性の象徴の一つは平和です)
そのため簡単に圧政の中に落とされ、魔女狩りなどという不条理を甘んじて受けなければならなかったのです。

シリウス、プレアデスの人々は身を守る「腕力」を持っていましたので、抵抗勢力に対し実力で抵抗出来ますが、リラのエネルギーを持つ人はそれができません。


そのため彼女達が選択した自己防衛が「隠れる」ことでした。
木花咲耶姫は自分の名前を語らないでほしいと願う奥ゆかしい姫と言われてきましたが、それは奥ゆかしさではなく、自分という存在を語らないでほしいという切なる願いに基づくものでした。
同じようにアマテラスも「隠れる」女神として語られてきました。

その意識を持つリラを故郷とする人々は皆自分が前面に出ること、目立つこと、人に知られることを極端に避けて来ました。
陰で息をひそめ、気配を消し、目立たず静かに暮らして行く事で、身を守ってきたのです。

今現在も目立たず静かに暮らしていたいと願う人の中にはリラを故郷に持っている可能性がかなり高いと思います。
彼女達は決して良い子でいたいのでも、奥ゆかしいと褒められたいのでもありません。


自分の存在を人に知られたくないとさえ思うほど臆病で覇気を見せないその理由が、身を守ることに由来してきたのでしょう。
遠い昔からの魂の記憶です。

しかし、とうとう次元移行はその時を迎えました。


しかも次元ポータルである2012年12月を過ぎ、その上昇は後戻りできないところまで来ています、そのため抵抗勢力の力は落日を見るほどに衰えてきているのです。


この大きな変化によりリラを故郷に持つ人々はもう逃げ隠れする必要が無くなって来ています。
そしてリラ星を故郷にもつライトワーカーの目覚めの時を迎え始めているのです。


しかしリラが目覚めるということは、今まで押さえつけられてきた地球自体の目覚めも同時に起こり、自然が「動き始める」事になります。

既にその兆候が各地での気象に現れ始めているかと思います。

さて今回の副題としてつけた「哀愁」と言う言葉が示す通り、リラの人々は集まり、グループ、集団、付和雷同、所属、そうした言葉が表す「生温い感性」を持ち合わせていません。


考えてみれば、自らの故郷である天体そのものが無い、帰る場所が無いと言う感覚は想像するに余りある程の哀愁を感じさせまね。

 

火山のエネルギーを内に秘めたリラを故郷にする人々の覚醒と解放。

これこそが地球次元の上昇、その始まりの鐘の音だったのです。